ランニングと年齢について
<長距離走は中高年でも始めやすい!?>
長距離走は一見、非常に体力が必要なので
若年齢層向けのスポーツに思えるが、
実はそうではない。
筋肉には
速筋線維(白色筋)と遅筋線維(赤色筋)があり、
後者の遅筋線維(赤色筋)をメインに使用する。
加齢とともに減少していくのは前者の速筋線維で
遅筋線維は前者に比べて減少が穏やか。
さらにトレーニングをすれば
年齢に関係なく速筋線維は増やせる。
比較的年齢は関係ないということか。
さらに心肺機能も
適切な負荷によるトレーニング
(無理のないトーニング)によって
年齢に関係なく強化することができる。
適度なランニングは中高年の方でも
体力の増強、質の良い睡眠、生活習慣病、
認知症などに良い効果が期待できたりと
一石二鳥、いやそれ以上の恩恵を受けることができる。
長距離走は若年層だけでなく
中高年者でも気軽に取り組める、
とってもお得なスポーツだ。
※くれぐれも中高年者の過度なトレーニングには
身体への急激な負担がかかるので
十分注意しながら行いたい。
<中高年層でもサブスリーは達成できる!?>
ランナーの憧れ、サブスリー!
もちろん私もサブスリーは憧れで
日々目標にしながら達成を目指している。
では中高年層でもサブスリーは達成できるのか!?
私がいつもトレーニングの参考にしてる書籍
「走れ!マンガ家 ひぃこらサブスリー」の著者
やすのんきさんは53歳でもサブスリーを達成。
また、
同じく参考書籍
「ランニングする前に読む本」の著者
田中宏暁さんも
50歳でベストタイムの2時間38分台を叩き出している。
世の中には
60歳代でもサブスリーを達成している方もいらっしゃる。
個人の能力差はあるだろうが、
私は数々の事例を参考に、また励みに
サブスリーを目指したい。
<高スコアを目指すには体重管理が不可欠!?>
前述の「走れ!マンガ家 ひぃこらサブスリー」の中で
サブスリーを達成したランナーの平均体重について
(厳密には小出義雄監督「30キロ過ぎで一番速く走るマラソン」)
57〜58kgのランナーが多いことについて触れられていた。
また、
前述の「ランニングする前に読む本」の中で
田中宏暁さんは
体重を日々のトレーニングで管理・減らし
高スコアを出している。
私の現在の体重は64kg。
ダイエットについてももう少し掘り下げれば
目標達成に近づくことができるかもしれない。
<まとめ>
適切な負荷とケアを守れば、
ランニングに年齢は関係ない。
記録を目指すなら、
中年太りも解消しよう。
長距離走は中高年でも記録も狙える、
奥深いスポーツ。
ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング (ブルーバックス)
- 作者: 田中宏暁
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/02/15
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30キロ過ぎで一番速く走るマラソン サブ4・サブ3を達成する練習法 (角川SSC新書)
- 作者: 小出義雄
- 出版社/メーカー: 角川マガジンズ
- 発売日: 2013/11/09
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