ランニングフォームについて
<ランニングフォームは永遠のテーマ?>
39歳から4年間、走り始めた当初から
ずっとコンプレックスを抱えている。
それが、「ランニングフォーム」。
幼少の頃の自分が走っている写真を見るたびに、
「ああ…、何て俺の走り方はかっこ悪いんだろう…。」
と思っていた。
今でこそ、ランニングエコノミーを
考えて日々研究しているが、
実に走り方がカッコよくない。
手を振る位置がわるいのか、
足運びが悪いのか。
街中を走っては、
ショーウインドウに映る自分のフォームをみて
苦笑いをするばかり。
どうせなら、カッコ良く走りたいじゃないか!
そして、ついでに早く走りたいじゃないか!!
そんな事を思いながら日々、走っている。
<足裏の着地部分について>
ランニングフォームを少しでも改善しようと
何冊かランニング本を購読し自分なりに研究しているが、
共通するのは「足裏の着地部分」について。
フォアフットやら、ミッドフットやらかかと着地やら、
どれが良くてどれが悪いなどと
各著者は主張し合うばかり。
どうやら
かかと着地は膝へダイレクトに衝撃がかかるので
故障しやすく、
フォアフット着地・ミッドフット着地は
膝への衝撃が和らげられ、
故障しにくいのだそうだ。
「へ〜、そうなんだ」
と思い、さらに読み進めると大抵、
「体幹が重要」
と主張。
どうやら私には
足裏や体幹などを同時に
気を配らせながら
長距離を走る才能を
持ち合わせてはいないらしい。
どこかに集中して走っていると、
他の部分への考慮はおろそかになる。
じゃあ、一体どこに集中すれば
私のランニングフォームは改善される!?
<実は重要なのは腕振り!?>
小出義雄監督の本「小出ランニングアカデミー」に
〝美フォーム〟
という項目がある。
そこにあるフォーム改善トレーニングとして
腕振りが挙げられているが、
足裏着地については
特に取り上げられていない。
また、私が非常に感銘を受けた
みやすのんきさんの著書
「走れ!マンガ家 ひぃこらサブスリー」
「大転子ランニングで走れ!マンガ家 53歳でもサブスリー」でも、
足裏着地については記述されているが
私が注目したのは
「腕振り」の部分。
腕振りは前に出しすぎずに
胸と折りたたんだ腕が作る「壁」を意識し
振るのだそうだ。
考えるに腕振りは
バランスをとる動作。
言い換えれば
重心を安定させるために行う半不随意運動。
逆に言えば、
腕振りが悪ければ
足運びもバランスを崩し、
着地にも悪影響を与える。
その考えを元に
上記「サブスリー」シリーズから参考にした
常に腕を60度以下に曲げ、
腕と胸で壁を作るように振るようにしてみた。
<腕振りの改善結果>
ここ3週間程度、継続して走っているが
今のところ、実感としては
「速い」。
心拍数は137 → 160前後 にグンと上がるが、
呼吸は心拍数に比べ比較的にラクに感じ、
そしてタイムも平均キロ15〜30秒速い。
着地に関しても
体の真下でミッドフット着地している感覚で、
重心のバランスがいいのか
しっかり股関節で体重を受け止め
走っているのがわかる。
膝の故障の気配も
今のところ感じられない。
現在
体調を崩してからの復帰リハビリプログラム中なので
負荷(距離)が軽い(8km)せいなのかは微妙だが、
このフォームは今後も継続して研究していきたい。
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