ランニング好きな中年男のブログ

ランニングを趣味に持ち、人生を豊かにするための方法を模索し足掻いている様を記録したブログです。

ブランクがあいてしまった後のランニング方法

<予想以上に身体の能力は低下している!>

 

練習をついつい頑張りすぎて

膝や股関節の故障をしてしまったり、

体調を崩して病気にかかり

走る事もままならない期間が続いたりすることが私にはよくあり、

前回のランニングから1〜2週間、1ヵ月あいてしまうことがある。

 

気持ち上では、ブランク前と同じ走力で練習を再開できる感覚だけど、

実は循環器系(血液循環や呼吸器官)、

そして筋力系の能力は大きく後退している場合がほとんどだった。

 

可能であれば、走ることができない期間は

室内でのスローステップ

田中宏暁さん著の各スロージョギング・スローステップ等書籍を参照)

や筋力トレーニング・動的ストレッチを継続していれば

能力が落ちる下限は緩和されるが、

それでもかなりの低下を経験した。

 

多くの人はこのタイミングで

フェードアウトしてしまうのかもしれないが、

私にはどうしてもランニングを続けたいという

意思と目的・目標(別記事にて後述)があり、

走ることをやめることは考えられなかった。

 

ブランクがあいた後のランニング再開方法だけど、

私なりの再開方法をここに記述してみる。

 

 

<私の具体的なランニング再開方法>

●スロージョギングで2週間、通常ランニング距離の1/3程度の距離を走る

●2週間ごとに距離を1/2、1/1と伸ばしていく

●距離が戻った頃にポイント練習を再開する

 

「スロージョギングで2週間、通常ランニング距離の1/3程度の距離を走る」

故・小出義雄さんの書にもあった

「1週間走らなければ、どんなアスリートも普通の人になる」

という言葉通り、

ブランクがあいてしまった後は

私の意思とは反して心臓や呼吸、足が、

思うように軽快に動いてはくれなくなっている。

急なトレーニング再開は無駄な故障や体調不良を招き、

更なるブランクを作ってしまい

ランニングからのフェードアウトの可能性も生み出してしまう。

 

そこで私に合った練習再開方法が

「スロージョギング」だった。

高齢者でも気軽にジョギング・ランニングを始めることができる走法で

ブランクがあいた身体への負担も少ない。

 

閉じた毛細血管を復活させたり

体内のミトコンドリアの活性化を促したりと

いいことづくめな走法で、

ブランク後だけでなく、

疲労が溜まってしまった時のリカバリー練習として

普段のトレーニングに取り入れても良いと思う。

 

個人的に一つ難点を言えば、

走るペースが物足らなさすぎて、

ついついにこにこペースを守れないことが多いことかな…。

(具体的内容は田中宏暁さん著の各スロージョギング・スローステップ等書籍を参照)

 

 

2週間かけて距離を戻していくのは

前述の故障や体調不良を回避するためであり、

個人差はあると思うので

調整いただければと思うが、

最低でも1週間の期間を設けて段階的にトレーニング強度を上げていきたい。

 

体調が戻ればポイント練習を再開し

本来の走力回復を完遂することができるだろう。

 

 

 

 

 

 

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